Mi Band 5 実機レビュー。マグネット式充電とディスプレイ拡大でより使いやすく進化

スマートウォッチ
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Xiaomiから2020年6月11日に発表され、6月18日に発売されたMi Band 5。ようやく手に入ったので実機レビューします。

〈2020/10/19追記〉

現在ではMi Band 5 Japanese Verと称して、TJC株式会社(販売ショップとしてはStarQオンライン)が日本での販売を担当しています。※本体アップデートで本体の文字が日本語化されることが約束されているだけで、現状では日本語表記ではないそうです。なお、後述する通りグローバル版や中国版でも日本語フォントが入っているので無理に日本語版を購入する必要はありません。

TJC株式会社は、Mi Band 3以降、Xiaomi正規代理店として日本向けに販売しています。

また、グローバル版も同じくTJC株式会社は取り扱っています。

AmazonでStarQオンライン以外で購入する場合はXiaomi非正規販売になるため、サポート面で大きく劣る可能性があります。購入の際は気をつけてください。

2020/07/11現時点では、中国国内向けモデルのみ販売されています。グローバルモデルの発表は7月15日となっていて、発表と販売はされていません。

そして、中国国内向けモデルは「NFC搭載(音声AI XiaoAI対応)モデル」と「NFC非搭載モデル」があります。

今回レビューするMi Band 5は中国国内向けのNFC非搭載モデルです。

ちなみにSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)は、現在発表されているMi Band 5全てのモデルに搭載されていないので騙されないようにしてください(グローバルモデルで追加される可能性は極めて低いです)。

Mi Band 5

提供: Banggood

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外観をチェック!

箱は最近のMi BandやAmazfitで採用されている黒ベースにキラキラした加工のあるものです。

中身は説明書と充電器と説明書です。

今回レビューするMi Band 5は、中国国内版なので説明書は全て中国語です。パッケージは中国語のみですが、Mi Band 5本体は英語と中国語を切り替えられる仕様になっています。

ベルトから本体の取り外しは少し力が入ります。後述しますが、充電方法がマグネット式になったので、頻繁にバンドをベルトから取り外す必要はないでしょう。

ベルトはMi Band 3や4のものであっても取り付けられました。本体はやや大きくなりましたが、ベルトと接する溝部分の寸法が同じのようです。

Mi Band 3や4のベルトがある場合は、そのまま使えると思います。(溝以外に固定部分があるベルトの場合は合わない可能性があります)

画像内で使っているベルトは下記のものです。Mi Band 3で使えるベルトの中で、アマゾンプライム対応のうち、一番安かったので買いましたが、Mi Band 5でも利用出来ました。

一番大きな変化は充電方法!

これまでのMi Bandシリーズは全てベルトを外して充電する必要があり、手間かつベルトの劣化の原因でした。

Mi Band 5からはマグネット式充電になったことにより、「ペタッ」とくっつけるだけで即充電開始ができるようになりました。

現在も睡眠トラッカーとして利用しているMi Band 3の充電器は、接点が引っ込んでしまって、何回も買い直していた(公式商品が1個数百円程度)ので、嬉しい仕様変更です。

表示画面サイズの大型化

Mi Band 4と比較して、画面の表示領域が1.5倍になりました。本体自体の大きさはやや大きくなった程度なので、Mi Band 4に比べて文字数はそのままに、1文字あたりの大きさがデカくなったと考えると良いかもしれないです。

解像度は126×294です。

太陽下の視認性は有機ELなので、それなりです。最大輝度450nitとなっています。太陽化でも光反射液晶でしっかり見えるAmazfit Bipに比べると流石に暗いです。

センサー類など

センサーの大きさはMi Band 4と同じです。昼寝検知などができるようになり、精度が上がっているようです。

公式スペック上では50m防水に対応していて、水に漬け込んでも大丈夫らしいです。

水滴が付いていると誤タッチが起きるので、水泳などでの利用は厳しいです。

管理アプリ「Mi Fit」との連携

Mi Fit

Mi Fit

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世界1売れているスマートバンドを抱えているということもあり、数あるスマートバンドの管理アプリの中で、Mi Fitの使い勝手はかなり良いです。

文字盤のカスタマイズ

Mi Fit内の「ストア」からダウンロードすることで100種類以上の文字盤が手に入るそうです。

日本のキャラとのコラボ文字盤について

事前に発表された「初音ミク」「名探偵コナン」「エヴァンゲリオン」のコラボ文字盤はスマートフォンの言語設定を日本語にしていると表示されません。

しかし、本体設定から中国語に変えることでストアにコラボ文字盤が追加され、ダウンロード可能になります。

一度ダウンロードしてしまえば、「ローカルバンドディスプレイ」に入るので、ダウンロード時にだけ、スマホの本体言語設定を中国語にすればOKです。

Mi Band 4では、オーバーウォッチのコラボ文字盤やアベンジャーズとの数量限定のコラボモデルがあったのですが、こちらはあまり話題にならなかったですね。

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文字盤に好きな画像を設定可能!

サードパーティ製のアプリではMi Band 4でも出来ていましたが、Mi Band 5からはMi Fitアプリ内から文字盤の背景に好きな画像を設定できるようになりました。

好きな背景画像が設定できる文字盤は、「Photo Watch Face」という山の背景になっている赤で囲んでいるものになります。複数パターンのレイアウトと時間やアイコンの色が変更できるようになっています。

アプリ通知設定

ここはMi Band 4と同様です。

今回レビューしているのは、中国版のMi Band 5になりますが、予め日本語フォントがセットされているので、日本語でも豆腐になることなく綺麗に表示出来ます。

「今」などの文字は中華フォントっぽいですが、英字に比べ字が細いなどということはありません。

睡眠状態の確認

Mi Band 5からは、センサーの最適化などからトラッキング性能が上がったため、レム睡眠の検出や仮眠などが追加されました。

仮眠に関して自分の環境では、10分くらいの睡眠では記録されませんでした。仮眠とはいえ2,30分くらいは寝ないと駄目なようです。

心拍数

心拍数の記録を表示するとこんな感じ。他のスマートバンドに比べると直感的で分かりやすいです。

夜の記録がないのは、睡眠時にタブレットと接続しているMi Band 3で睡眠記録をつけていて、Mi Band 5は外していたからです。

PAI

イマイチどういうものなのか理解できていないのですが、PAIという運動量を総合的に数値化する機能が追加されました。高い心拍数の時間や歩数などから数値を出しているようです。

Mi Band 5側では「PAI 80を達成しました」的な通知が出て教えてくれます。ちなみに、100が目標らしいです。

本体機能

運動、天気、通知、生理、DND(バンドをバイブさせないモード)、アラーム、音楽、ストップウォッチ、タイマー、端末を探す、スマホカメラのシャッター、リマインダー、サイレント(スマホ側の設定)、バンドフェイス設定

上記が全ての機能です。

リマインダーはGoogleカレンダーと連携したりは出来ず、Mi Fit内で設定したもののみです。サードパーティ製アプリで対応できるらしいですが、標準で対応していると良かったんですけどね。

スペック機能の記事を書いているときに気になっていたシャッター機能は、Mi Band 5でシャッターボタンを押すと、音量マイナスキースマホ宛に送って、カメラアプリのシャッターが切れるというものでした。

普通の中華スマートウォッチのシャッター機能は、管理アプリ内のカメラでしか使えない場合が多いので、この仕様は「流石Xiaomi 、手が込んでいるな」といるのではないでしょうか。

DND(バンドをバイブさせないモード)は、オンオフだけでなく30分間のみだとか2時間のみだとかの設定もできます。

個人的には、タイマー機能は重宝しています。タイマーを知らせる方法が、バイブのみで音がでないため、周りに人がいるときの、ちょっとした睡眠を取るときなどに便利です。

Mi Band 4から追加された音楽操作機能も健在です。曲名の表示、曲送り、曲戻し、音量調節、全てスムーズに行えます。

Mi Band 5の新機能として、深呼吸のインターバルを教えてくれる機能が追加されました。「吸ってー」「吐いてー」って感じです。

この他に、ストレス測定(自動化設定有り)や、女性向け機能として生理に関する機能が追加されました。

電池持ちに関して

Mi Bandは歴代、バッテリ持ちが良いスマートバンドです。

Mi Band 5はMi Band 4に比べて、公式の発表した連続使用時間が減っています。

実際してみると24時間心拍数測定の設定動く文字盤の設定で、電池持ちとしてはフル充電から1週間程度かなと思います。

この設定は一番消費が激しい設定に近いので、設定をもっと省電力に詰めていくと2週間は持ちそうな感じです。

結局いつかは充電することになるので、週末に充電するサイクルで十分です。

個人的には一週間くらい電池が持てば上出来だと思っているので、Mi Band 5でバッテリーに不満はありません。

電池持ちを期待するなら、Amazfit Bipが断然おすすめです。時計の常時表示で1ヶ月くらい平気で持ちます。

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中国からの輸送に関して

輸送はANAグループのOCSを利用しているので移動時間は短いのですが、国内の輸送業者へ渡す際に使われた東京のOCS施設に2日程放置されていたので、「うーん」という感じです。

全体としては10日前後で到着しているので、現在の物流としては平常通りです。Aliexpressだと同じ送料でも数週間掛かることもあるので、その点、Banggoodは平均10日で到着しているので結構無難だと思います。

総括的な何か

非常に満足度の高いスマートバンドです。

価格も大体3~4千円程度とお手頃です。Amazonなどで2千円くらいの有象無象のスマートバンドを買うくらいなら、プラス千円してでも断然Mi Bandを選ぶべきです。管理アプリの完成度や機能の充実さ、文字の大きさ(画面占有率)、バンドのビルドクオリティでMi Bandに勝るものは、そうそうないと思います。

ネット上では「Mi Band 5はMi Band 4のマイナーチェンジでショボい」などと言われていますが、表示サイズの大型化は変化として大きいと思います。

実際使ってみないと分からない点ですが、Mi Band 3や4は画面部分が小さかったので、意図しない選択肢を選んでしまい「イラッ」とすることがありました。

Mi Band 5では、それが全くなくなりスマートウォッチ並みに使いやすくなりました。

進化が少ないと言われがちですが、マグネット式充電、PAI機能、シャッター機能など、実機を触っていると、世代を変えても十分だと感じられる変化をしています。

販売ページはこちら

各ECサイトのクーポン情報は毎日更新中です。購入前には是非チェックしてみてください。

価格情報

クーポンコードは日によって変わるので、購入前にクーポンページで「Mi Band 5」で検索してみてください。

2020/07/12時点の価格情報は下記のとおりです。

Gearbestでクーポン適用で、32.99ドル

GearbestかBanggoodの発行するクーポンで少し価格が抑えられることがありますが、基本的にクーポンなしの場合、どのサイトも横並びに40ドル程度です。

TOMTOPは、38.99ドルと定価は他のサイトに比べて少し安いです。

Geekbuyingは49.99ドルと高額になっていますが、クーポン適用で39.99ドルになります。

Aliexpressでは、中国版の原価に近い32ドル程度で発売しているセラーもあります。(セラーによっては、無在庫販売で逃げられる可能性もあります)

Amazon

国内正規代理店はStarQオンラインです。他のMi Band 5取り扱いショップは非正規のため気をつけてください。

日本向けモデル

グローバルモデル

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Banggood

2020/06/14時点で利用可能なクーポン情報

通常価格: $39.99
適用後の価格: $37.99
クーポンコード:BGMI5CN

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