台湾のイヤーピースメーカーのSpinfitから最近新発売されたTWSイヤホン向けイヤーピース「CP360」、「CP1025」をレビューします。
医療グレードのシリコンを使っていることもあり、素材の品質がホントに素晴らしく良く、Spinfit社独自の”3Dクッション”のおかげで、顔のちょっとした動きでも安定した装着感を実現しています。
「イヤーピースなんてどれも同じじゃない?」という方に是非試してもらいたいイヤピースです。

SpinFit CP360・SpinFit CP1025
提供: SpinFit
外観
SpinFit CP360
パッケージは、全世界共通のようで、英語のみです。パッケージの内側には日本語で取り付け方などが明記されていました。
軸の色はサイズによって違います。サイズ感は一般的なイヤホンの付属品の「S・M・L」に近いです。
ALZA SednaEarfitのように一つ下のサイズを選ぶ必要はなさそうです。
触り心地としては、ツルツルというよりサラサラしています。SonyのTWSイヤホンの本体付属のイヤピと比べると、手触りが非常に心地よく、素材の良さがわかります。ゴミやホコリもつきにくいです。
TWS用でもちゃんとSpinFit独自技術の3Dクッション構造は維持されています。
SpinFit CP1025
AirPods Pro用の専用設計ということもあり、SpinFit CP360にはなかった、イヤホンのスピーカー部分にゴミが入らない守るようの網が付いています。
SpinFit CP360と比べて、軸の長さが低いのが特徴です。手元には無いので何ともですが、普通のイヤピがSamsungのGalaxy Budsなども合いそうです。
軸の長さが小さくなっても、3Dクッション構造は健在です。
特徴
TWS専用向けに設計
SpinFit CP360、SpinFit CP1025はTWSに特化して設計されています。
3Dクッション構造
SpinFitの独自技術の3Dクッションのおかげで普通のイヤーピースよりも安定した装着感を実現しています。
他のイヤーピースより可動域が広く、耳に入れているときのストレスが少ないです。
肌に優しい素材
医療安全性規格ISO10993を取得した医療用グレードのシリコンが採用されています。
アレルギーがでにくく、ストレスを感じにくくなっています。
Sony WF-1000XM3に付けてみる
サイズ感はピッタリでした。
軸は伸びるので、適合するデバイスは多いです。
ケースにもしっかり収まります。流石TWS専用設計ですね。
使用感としては、素材と3Dクッション構造のおかげで長時間付けていても、ほぼストレスが無く、イヤホンを付けての作業が快適になります。
自分の場合、Sony WF-1000XM3の多機能さ故に耳からずり落ちる現象が収まらず、標準のイヤピやAZLA SednaEarfit Light Shortなど転々としていましたが、最終的には体温でイヤピが広がる特殊な素材のSednaEarfit XELASTECに落ち着いていました。

SednaEarfit XELASTECのような特殊な機構があるわけではないですが、3Dクッション構造のおかげで使用感が近く、素材は耐久性が高いのでSednaEarfit XELASTECのように形が壊れたりしなさそうです。
遮音性に関しては、AZLA SednaEarfitシリーズと比べると、少し低い気がします。とはいえ、耳にフィットするサイズを選べば、耳と密着しているのである程度の遮音性は確保しています。
総括的な何か
SednaEarfit XELASTECは最初は快適ですが、数ヶ月使っていると、素材が劣化していって伸び切った状態になったり、軸が太くなりイヤピとイヤホンが分離したりしていました。
特殊素材のせいで耐久性があまり良くなかく、値段も良いお値段するので、SpinFit CP360やSpinFit CP1025は1,500円程度で購入できて長く使えるので、コスパ的に優れています。
TWSイヤホンを使っていて、装着時に耳から落ちてくるなど安定性に不満がある場合、SpinFit CP360やSpinFit CP1025を試してみてはいかがでしょうか。
販売ページ
【一般的なTWS向け】SpinFit CP360
SpinFit CP360のサイズはM/S、S/SS、L/M、XL/Lの4種類で販売を展開しています。
複数サイズが一つのパックになっているものは販売されていません。
M/Sサイズ
S/SSサイズ
L/Mサイズ
XL/Lサイズ
【AirPods Pro向け】SpinFit CP1025
SpinFit CP1025のサイズはS、M、L、MLの4種類で販売を展開しています。
複数サイズが一つのパックになっているものは販売されていません。
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