台湾のイヤーピースメーカーのSpinfitから最近新発売された有線イヤホン向けイヤーピース「CP100+」をレビューします。
医療グレードのシリコンを使っていることもあり、素材の品質がホントに素晴らしく良く、Spinfit社独自の”3Dクッション”のおかげで、顔のちょっとした動きでも安定した装着感を実現しています。
「イヤーピースなんてどれも同じじゃない?」という方に是非試してもらいたいイヤピースです。
Spinfitは、一般的なTWS向けのモデルとしてCP360、AirPots Pro向けに専用設計されたCP1025を用意しています。同じ素材、同じ構造を持っているのでTWSイヤホンで利用してみようかな、と思っている方はそちらがおすすめです。
SpinFit CP100+
提供: SpinFit
外観
パッケージは、全世界共通のようで、英語のみです。パッケージの内側には日本語で取り付け方などが明記されていました。
軸の色はサイズによって違います。サイズ感は一般的なイヤホンの付属品の「S・M・L」に近いです。
ALZA SednaEarfitのように一つ下のサイズを選ぶ必要はなさそうです。
触り心地としては、ツルツルというよりサラサラしています。SonyのTWSイヤホンの本体付属のイヤピと比べると、手触りが非常に心地よく、素材の良さがわかります。ゴミやホコリもつきにくいです。
パッキとしたカラーの軸が特徴的です。傘部分は、商品画像程の透明というわけではありませんが、透明度は結構高いです。
↑ 左がSpinFit CP100+、右がSednaEarfit Light
体温でイヤピ自体が膨れる特別な素材を使っているSednaEarfit XELASTEC程の透明度ではないですが、SednaEarfit Lightのより透明度が高いです。
軸部分は後述しますが、SpinFit独自の3Dクッション構造になっています。
SednaEarfit Lightと軸を比べると、軸にくびれがある部分があります。
特徴
3Dクッション構造
SpinFitの独自技術の3Dクッションのおかげで普通のイヤーピースよりも安定した装着感を実現しています。
他のイヤーピースより可動域が広く、耳に入れているときのストレスが少ないです。
肌に優しい素材
医療安全性規格ISO10993を取得した医療用グレードのシリコンが採用されています。
アレルギーがでにくく、ストレスを感じにくくなっています。
SHURE SE215に付けてみる
このCP100+は一般的なイヤホンであれば取り付けられますが、そのままではShureのイヤホンには取り付けられません。
しかし、SpinFit CP240に付いているノズルアダプターを噛ませるとShureのイヤホンでも利用できるようになります。ちなみに、CP240(TwinBlade) そのものは、以前レビューしたように、Shure SE215にあまり合わなかったです。しかし、アダプターとしては優秀で、AZLAのイヤピなども使えるので、持っていて損はないです。(アダプター単体でも売って欲しいくらいです)
手持ちのSHURE SE215は7年使っているので、だいぶヒビが入ってます。
使用感としては、素材と3Dクッション構造のおかげで長時間付けていても、ほぼストレスが無く、イヤホンを付けての作業が快適になります。遮音性に関しては、AZLA SednaEarfitシリーズと比べると、少し低い気がします。とはいえ、耳にフィットするサイズを選べば、耳と密着しているのである程度の遮音性は確保しています。
総括的な何か
医療グレードのシリコンを採用しているので、素材の品質が良く、付け心地が非常に素晴らしいです。
装着時に耳にフィットするものの、素材のおかげでフワっと広がる感じで、蒸れにくいので、長時間イヤホンを付けていてもストレスが少ないです。
いつも使っているイヤホンをワンランクアップさせるために購入してみてはいかがでしょうか。
販売ページ
SpinFit CP100+のサイズはSS、S、M、L、XLサイズの4種類で販売を展開しています。
複数サイズが一つのパックになっているものは販売されていません。
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