最近ではUSB PD対応のスマートフォンが増えてきて、従来の乱立した高速充電規格から状況が変わりつつあります。
一方で、少し古いレガシーデバイスではUSB PD対応の製品は少なく、Androidデバイスで急速充電をするにはQuick Chargeのみ対応ということも多々あります。
今回は、USB PDとQC3.0の2つの高速充電規格に対応して、小型で軽量設計、しかも、お手頃価格な充電器をレビューします。
USB Type-C(USB PD対応) + Type A (QC3.0対応) 2ポート充電器 CIO-PDQC20W2
提供: 株式会社CIO 町のお店
スペック
サイズ:約28x 40 x 41mm
重量:約48g
Type-C出力(PD3.0):5V=3A 9V=2A 12V=1.5A(最大18W)USB-A出力(QC3.0):5V=3A 9V=2A 12V=1.5A(最大18W)
合計出力(USB Type-C+USB-A):5V=3.1A(最大15.5W)
カラー:ブラック、ホワイト
一部Android端末で採用されるOppo、OnePlusなど一部メーカー独自の高速充電には対応していないので、ご注意ください。
スペック表には記載されていませんが、Apple 2.4A、Samsung AFC、Huawei FCP、Huawei SCPに対応しています。
上記の高速充電規格以外を採用する端末の場合、通常速度での充電になります。
有名メーカーの独自の高速充電で対応していないのは、USB PD対応前の旧型OnePlusとOppoくらいという可能性も…
パッケージ
CIOの他の製品と同じように、家電量販店で売っていそうなパッケージです。国内企業が販売しているので、全て日本語表記です。
説明書
ちゃんとした説明書がついています。
最後のページには6ヶ月の国内保証の記載があります。国内で企画と販売をしているので、初期不良や故障などの対応もスムーズにしてくれます。
外観
本体の仕様としては、一番上がUSB PD対応のType C、その下3つがUSB Aになっています。
正面にはさり気なくCIOのロゴがプリントされています。本体がマット仕上げなので、テカテカしていなくて高級感があります。
背面には折りたたみ式のコンセントプラグがあります。
底面には、PSEマークや型番などがプリントされています。
実際に使ってみる
電源に接続し、USBケーブルを繋ぐとこんな感じです。
ランプが光ったりすることはないので、寝室とかで使うのにも良いかもしれません。
別の角度からだとこんな感じ。コンセントの他の段を邪魔しない程度のサイズ感なので、使い勝手が良いです。
OnePlus 6T
OnePlusのスマートフォンシリーズはOnePlus 8TからはUSB PDに対応しますが、それ以前の全てのスマートフォンの対応する急速充電はWarp Chargeとよばれる独自規格のみです。
手元のOnePlus 6Tは、この充電器では高速充電をする事はできません。
Pocophone F1
すっかり型落ちですが、XiaomiのPocophone F1はQuick Charge 3.0に対応しています。
ほぼ100%のところで充電しているので、最大ワット数まで出てないようです。
総括的な何か
CIO株式会社は、大阪の会社ということもあって、同じ価格帯でも中華製の怪しげな充電器よりも安心感があります。
まだまだ多いUSB Aを3ポート、高速充電可能なType Cを1ポート備えているので、汎用性が高く、様々な場面で活躍出来ます。
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