60%メカニカルキーボードKEMOVE DK61 Shadow(茶軸)をレビューします。
ファンクションキーまで割当を変えれるキーマップ変更機能、軸交換(ホットスワップ対応)、Type-CかBluetoothの接続方法が選べる、などメカニカルキーボードの「あれがあればいいのに…」を全部入りにしたようなUS配列(ANSI配列)の60%キーボードです。
今回レビューするKEMOVE DK61はBanggoodからのサンプル提供品となります。
KEMOVE DK61 Shadow
クーポン: BGJPTILL
クーポン適用前の価格:89.99ドル(9,504円)
クーポン適用後の価格:78.99ドル(8,342円)
有効期限:2021/01/11~2021/02/11まで
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パッケージ
化粧箱はこんな感じ。隅の角は輸送時に取れてしまったようです。
到着時の梱包はビニールでパックされたこの化粧箱に、OCSのビニール袋でした。
背面はこんな感じ
側面には、モデル名や、軸などの情報が丸いシールで貼られていました。KMOVEのキーボードは、全モデル共通の化粧箱のようです。
開封するとこんな感じ。このキーボードの下にケーブル類が入っているのですが、全く固定されていないので、箱を動かすと「カタカタ」音が鳴ります。
付属品
色々な付属品が付いてきます。
付属品は下記の通りです。
- Type-C to Aケーブル
- キープラー
- スイッチプーラー
- Gateron製の黄軸・緑軸・白軸のサンプル(1キー分ずつのみ)
- 説明書
キープラー、スイッチプラーはキーボードのキーを外す時に使うものです。
ケーブルはAの方は裏表どちらでも挿せることが出来るもので、Type-CはL字になっていました。
外観
今回レビューする実機は、黒色(Shadow)ですが、色の選択肢として白色(SnowFox)という選択肢もあります。
素材の品質が良いからなのか、つるつるしてテカテカなプラスチッキーな感じがなく、ザラっとした手触りで、見た目を含めて非常に好印象を受けました。
キーの印字も綺麗です。
背面はこんな感じ。
向かって右側には、電源スイッチとMacとWindowsの切り替えスイッチがあります。
左側には充電やPCとの通信に使うType-Cポートがあります。
キーボードの勾配を付けるためのキックスタンドがあります。
一段階のみで、細かく角度を調整したりすることは出来ません。
キックスタンドの「あり」「なし」は、こんな感じ。
裏面は、KEMOVEのロゴが大きく配置されています。
打鍵感、軸など
今回は、茶軸を選択しましたが、このキーボードは、キートップ、軸ともに自由に変えられるので、自分好みにカスタマイズすることが出来ます。
初期装備の茶軸で利用していますが、個人的にかなり好みの打鍵感です。
自分は重めの打鍵感のほうが好みで、赤軸や黄軸は軽すぎるのと、カチカチ音が大きいので少し苦手です。
打鍵音は、メカニカルキーボードとしては普通の打鍵音という感じの打鍵音で、静音ではないのは確かです。しかし、品質が良いからか打鍵音は、スコスコと響いて気持ちが良いです。(これまでメンブレンキーボードで妥協していたこともあり、文字入力時のストレス軽減になりました。)
キー軸は、あくまでCHERRY軸互換のGateronの茶軸ですが、打鍵感はCHERRY軸を忠実に再現されているので、大きなこだわりがなければGateronでも問題ないと思います。
また、付属品としてサンプルにGateronの黄軸・緑軸・白軸が付いてくるので、最初に選んだもの以外で気になった軸があれば、そちらを追加購入しても良いのではないでしょうか。
このキーボード、わざわざ取り替え用の道具を一式付属しているので、「気に入らなければ自分で変えて!」っていうメッセージなのかもしれません。
交換キースイッチはBnaggoodにて70スイッチ2,000円程で購入することが出来ます(どの軸の色も同じ値段)。61キーあれば良いのでこれを一つ買えば全キー交換出来ます。
Amazonで国内在庫のあるGateronの交換用スイッチを探してみましたが見つからず、見つかったのは結局中国発送のものしかありませんでした。
本家のCHERRY軸への載せ換えも可能なので、CHRRRY軸に変えたくなったら変えるということもできます。
Cherry MXキースイッチの正規品は「ジェイダブルシステム」という日本の会社の直販で、10個847円で入手出来るようです。Amazonにも出品していますが、直販より高めの値段になります。
チェリー Cherry メカニカル押しボタンスイッチ MXキースイッチ Aタイプシリーズ | ジェイダブルシステム
接続方法はBluetoothと有線(Type-C)
Bluetooth 5.0と有線(Type-C)の2種類の接続方法があります。このキーボードは3,000mAhのバッテリーを搭載していますが、Bluetoothモードであっても、バッテリー不使用の外部電源供給状態で利用できます。
マルチペアリングに対応していて、Bluetoothでは3台のデバイスを切り替えて接続することが出来ます。
デバイスの切り替えは「ファンクションキー」 + 「Z」,「X」,「C」です。
有線からBluetooth、Blutoothデバイスから別のBluetoothデバイスへの切り替えに10秒ほど時間がかかるので、スマホに切り替えて届いたメールに、即座に返信といった使い方は、ちょっと使いづらいかも。
付属ソフトウェアで自由なキーマップ変更が可能
ソフトウェアは公式ホームページからのダウンロードになります。
ダウンロードのフロントページは何やら選択肢がありますが、会員登録後のページはどちらも同じページに飛ばされます。ダウンロード出来るものも全く同じでした。理由は謎です。
インストール後のアイコンはこんな感じ。
このキーボードの大きな特徴としては、他のキーボードと違って、キーマップの編集の自由度がかなり高いことです。
ファンクションキーにも他のキーを割りてたり、別のキーになっているところにファンクションキーを割り当てたりすることが出来ます。
この自由度は他のキーボードにはない自由さなのではないでしょうか。
キーキャップの表記を無視して、Bluetoothの切り替えキーを変えたりメディアキーの割当まで変えられます。こういった自作キーボード的な一面もあります。
一応、KEMOVEはゲーミングキーボードと言われるもので、キーボードを光らせるライティング機能も搭載されています。
光り方のカスタマイズも多数あります。
光らせ方の設定は他のキーボードにも搭載されていますが、このキーボードには、ちょっと珍しいな、と思った光らせ方がありました。それは、PCのサウンドに合わせて光方が変わるというもの。
音楽を聞きながらタイピングをしているときなど、テンションが「グッ」っと上がります。
上の動画は、AudiClip機能を動画で撮影したものです。
総括的な何か
一言で言えば何でもカスタマイズ出来るキーボードと言う感じでしょうか。
Bluetoothと有線接続の両方できて、RGBの光り方を変えたり、キーマップを全キー変更可能など、他のキーボードでは見られない多機能さを持っているキーボードです。
ゲーミング用途でなくても、自作キーボードとまでいかなくても細かいキーマップ変更が出来るキーボードを入手したい方などにおすすめできるキーボードです。
打鍵感や質感もしっかりしているので、個人的には大満足です。
販売ページ
日本国内のアマゾンでも取り扱いがありますが、Banggoodでは送料を考慮に入れても3,500円程度お安く購入できます。
配送方法に「Japan Direct Mail」を選べば、中国から日本までの輸送はANAグループのOCSが行うので、発送から1週間程度で到着します。梱包状態もそこまで悪くないのでおすすめです。
Banggood
クーポン: BGJPTILL
クーポン適用前の価格:89.99ドル(9,504円)
クーポン適用後の価格:78.99ドル(8,342円)
有効期限:2021/01/11~2021/02/11まで
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コメント
[…] Review: https://till0196.com/post11653 Driver Download: https://drive.google.com/file/d/16Yh6Q-mm4gidmLW59r-VZtu0LxDoyBMz/view?usp=sharing […]