今回は、HDDからSSDの換装、フルバックアップなどで必要な機能が全部入ったソフトMiniTool Partition Wizardを紹介します。
MiniTool Partition Wizard
インストールは簡単
有料版に複数の種類がありますが、無料版含めインストーラーは1つだけです。
MiniTool ShadowMakerというのは定期的にフルバックアップを取るソフトなので不要な場合はインストール時チェックを外せばインストールされません。
UIは直感的で分かりやすい
Windows標準の機能である「ディスクの管理」を拡張したようなソフトなのですが、それに比べると見やすいUIになっています。
無料版では、パーティションの分割やフォーマット(NTFSやFATだけでなく、Linuxで使われるext3やext4、swapにも対応)、ファイルシステムの変更ができます。
無料版はさも何もできないかのように書かれていますが、主語が小さくなっているだけで、できることは多いです。
OSを含めたクローンを行う
今回は特別に有料版のプロ・デラックス版を頂いたので、OS移行の機能を紹介します。
去年頃までは無料版で出来ていたのですが、今年に入ってから急に有料機能になりました。
機械翻訳感が満載の選択肢ですが、「ストーレジ内まるごと」か「起動部分のみ」を聞いています。
今回はSSDから新しいSSDに換装するのでAを選択
基本的ある程度書き込まれたストレージを換装する場合は、実サイズより余裕のあるストレージでないとクローンできないので気をつけてください。
※セクターコピーではないので、空き容量によっては、移行元より大きなサイズのストレージでなくてもOK
パーティションサイズをどうするか聞かれます。特に理由がなければ1を選択。
起動順序を変えないと新しいストレージから起動できないとのこと
一旦トップに戻されますが、適応を行うことで実行されます。
処理中はこんな感じ。
全ての処理が終わり、一旦元のストレージでOSが起動できることを確認したら、BIOSで起動順序を変えるか、元のストレージの接続を外すことで換装が完了します。
総括的な何か
Windows系OSでパーティションを操作したり、ストレージクローンを行うときに便利で強力なソフトです。無料版でOS移行が出来ないのが残念ですが、その他の機能は無料版でも十分有用です。
有料版に関しては下記の画像のとおりです。
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