どうもこんにちは、Till0196(@Till0196)です。
OnePlus 6Tを買ったことに関する記事は全く投稿していなかったのですが、実はOnePlus 6Tの販売後すぐにGiztopでポチっていたので、メイン機として一ヶ月使っていました。
買ってすぐ値崩れしちゃったので「ちょっと損だったかな」とか思ってますが、いつだって欲しい時が買い時といいますし、これはこれで良いかなと前向きに考えてます。
世間では指紋認証やイヤホンジャックの有無などでOnePlus 6TよりOnePlus 6の方が良い!みたいな感じですが、実はOnePlus 6Tも雫型ノッチやバッテリー容量の増加などあまり目立たないものの長く使う上では嬉しいメリットが盛りだくさんです。
そして今回は、前メイン機のOnePlus 5Tと比較しつつレビューしていきます。
OnePlus 6T 実機レビュー
スペック
OnePlus 6T | |
---|---|
OS | OxygenOS based on Android™ Pie(Android 9) |
CPU GPU | Qualcomm® Snapdragon™ 845 (Octa-core, 10nm, up to 2.8 GHz), within AIE Adreno 630 |
ストレージ容量 | 128 GB / 256 GB UFS 2.1 2-LANE |
RAM | 6/8 GB LPDDR4X |
ネットワーク | FDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/ 19/20/25/26/28/29/30/32/66/71 TDD LTE: Band 34/38/39/40/41/46 TD-SCDMA: Band 34/39 UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/8/9/19 CDMA: BC0/BC1 GSM: 850/900/1800/1900 MHz Wi-Fi 2x2 MIMO, Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4G/5G Bluetooth Bluetooth 5.0, aptX & aptX HD 公式サイトには表記がありませんが、AACも利用可能 |
ディスプレイ | 6.41インチ 2340 x 1080 AMOLED 19.5:9ディスプレイ |
入出力 | USB Type-C(USB2.0) Dual nano-SIMスロット ※microSDスロット、イヤホンジャック無し |
カメラ | アウトカメラ (メインレンズ) センサー:Sony IMX 519 解像度:16.0MP ピクセルサイズ:1.12μm 絞り:f / 1.7 (サブレンズ) センサー:IMX 376K 解像度:20.0MP ピクセルサイズ:1.0μm 絞り:f / 1.7 インカメラ センサー: Sony IMX 371 解像度:16.0MP シングルカメラ センサー:IMX 371 ピクセルサイズ:1.0μm 絞り:f / 2.0 動画:1080p/30fps、720p/30fps、タイムラプス |
バッテリー | 3700 mAh(取り外し不可) |
サイズ | 157.5 x 74.8 x 8.2 mm |
質量 | 185g |
センサー | ディスプレイ内蔵指紋認証,加速度センサー,ジャイロスコープ,接近センサー,周囲光センサー |
※情報元 OnePlus 6T 公式商品ページ
SoCそのものは、1つ前のモデルOnePlus 6と同じで、スペック的な大きな変化はありません。
ハードウェアの仕様を見ると画面内指紋認証やイヤホンジャックが消えたりなどの変化があります。
OnePlus 6TのType-C→イヤホンジャック変換ケーブルはアンプ非搭載の「アナログ型」のようです。より詳しくイヤホンジャック変換ケーブルについて知りたい場合はHANPEN-BLOGさんの記事を参考にしてみてください。

箱
OnePlusは代々この配色の箱で、帯の言葉はランダムらしいです。
今回はGiztopで購入したため香港版のようで、中国語で記載されています。
付属品
OnePlusは付属品がホントに充実しています。
ステッカー
Never Sattleや1+などの文字が入ったステッカーです。OnePlus 5Tのときはロゴだけだったのですが、箱の帯に書いてあった言葉が入っています。
おそらくアメリカ向けのものだと英語だと思うのですが、今回入手したOnePlus 5Tは香港版のため中国語表記です。
何が書いているのか気になったので試しにGoogle翻訳で翻訳してみました。
うーん。ポエムなのかな?
説明書など
日本語の表記はありませんが、クイックスタートガイド程度なので、読めなくても特に不自由ないと思います。
読めてもめちゃくちゃ読みづらいです。
ACアダプタとUSBケーブル
この組み合わせでないと高速充電できないので、結構貴重なセットです。
(そろそろ独自規格やめてUSB PDに対応して欲しい…)
Type-C→イヤホンジャックアダプタ
OnePlus 6Tからイヤホンジャック廃止になったため、これが付属するようになりました。
保護ケース
ここがOnePlusのいい!と思うポイントの一つなのですが、付属の保護ケースの品質が高いことです。
最近の中華スマホメーカー(XiaomiやUMIDIGIなど)では付属ケースが付くことが多く、別途買う必要がなくて有り難いのですが、ポケットの中でペロッと外れちゃったりする最低限の保護しかできないケースばかりでちょっと残念仕様というケースが多いです。
一方OnePlusの保護ケースはデザイン性と品質が良く、ガッチリとしたケースになっています。
本体外観
ハードの大きさ自体はOnePlus5Tとあまり変化がないものの、ベゼルが小さくなったことによりディスプレイサイズが大きくなって、見やすくなりました。
表面
ベゼル部分が少なく、表面全部ディスプレイと言っても過言ではないです。
ノッチはブラウジングやゲーム(PUBG、デレステ、バンドリ)、動画視聴程度では気になりません。
OnePlus5Tと比べてみると、このように画面が広がったことによりOnePlus6Tで遊ぶと画面が大きい分一度で見える情報量が増えてゲームなども迫力が全然違います。
動画視聴はYouTubeであれば拡大して引き伸ばす全画面表示が出来るのですが、ノッチが小さいため特に気になることはありませんでした。
背面
指紋認証センサーがなくなってスッキリした背面です。
また、画像ではどちらもブラック色のため伝わりにくいと思いますがOnePlus 6から背面はガラスになったので、OnePlus 5Tからの乗り換えだった自分としては素材の変化が大きな驚きでした。
今までのメタルボディからガラスになったことにより光の反射具合がガラッと変わりツルツル感などが高級感があります。
今回購入したOnePlus 6Tはミッドナイト・ブラックで、ミラー・ブラックのような鏡のような反射はありませんが背面のガラス感は非常によく分かります。
OnePlus 5Tでは右上に配置されていたカメラが中央に移動したため、最初は指が写っちゃうこともありましたが、慣れればどの向きでも同じ写真が撮れるので便利です。
側面
右側に3段トグルスライダー、電源ボタンが配置。左側に音量ボタンとSIMトレイとなっています。
SIMトレイはもDualSIMのみしか入らずMicroSDは挿入出来ません。
下部にはデータ転送や充電用のType-C端子があります。
過去のシリーズでのイヤホン端子部分にはスピーカーが追加されました。音量的な違いはありません。
自分はイヤホン端子はないよりあったほうが良い派なので、このType-Cのみという仕様は残念です。
機能面
OnePlus 6Tの主要機能の他、OnePlus 5TからOnePlus 6Tへの乗り換えで良かった点や気になった点を紹介しています。
OSにはAndroidベースのOxygenOSを採用
初代OnePlusが有名なカスタムROM、Cyanogenmod(後のLineageOS)をベースにしていたため、基本的には純粋なAOSP系のOSです。
OxygenOSはAOSPと独自機能のバランスが良く、GoogleのAndroidの機能にOnePlusオリジナル機能が溶け込んでいて、ある意味Google Pixelなんかより良いOSかなと思ったりします。
オリジナル機能がAOSPに溶け込んでいる例としては、「ナビバー&ジェスチャー」設定です。
Pixel3系ではナビバーが「◀」「○」「□」ではなく、iPhoneX系のような「ー」のみで、あとはジェスチャーのためずっとAndroidを使ってきた身としてはめちゃくちゃ使い辛いです。
一方、OnePlus 6TではそんなPixelのジェスチャー機能、昔ながらの「◀」「○」「□」のナビバー、独自機能の画面にボタンを表示せず全てジェスチャーのナビゲーションジェスチャーの3つから選べるようになっています。
多くのスマホメーカーは新機能をつけたら、下位互換を持たせないパターンが多いですが、メーカー製OSでユーザー目線の設定があるのは制作スタッフの愛を感じます。
ノッチ消しモードあり
「設定」→「ディスプレイ」→「ノッチ表示」という設定があり、そこでノッチ領域の表示有無が選択できます。
ノッチ領域を非表示にすると、どんなアプリが起動しても常時画面上部分が黒くなるようになります。ただ、角丸液晶を搭載したことにより角が直角なOnePlus 5Tと全く同じようにはなりません。
ノッチ表示オフはぶっちゃけダサいです。
画面内指紋認証
OnePlus 6Tでは、OppoやVivo、OnePlusの親会社であるBBKが開発した光学式指紋認証センサーが搭載されています。
このセンサーはVivoブランドで一足お先に追加された機能で、やっとOnePlusシリーズにも降りてきたという感じです。
ただ、この指紋認証はお世辞にも良いものとはいえません。確かに動作が安定している時は物理センサー並みの動作をしてくれるのですが、ディスプレイの汚れやセンサーの動作状態によって、認識してくれないケースも多々あります。
指紋認証の認識速度も1,2秒かかってしまうため、旧世代の物理センサー時代のロック画面をほぼ見ずに解除とはいきません。
ただ、幸いなことにOnePlusシリーズは指紋認証を補うために開発された顔認証システムがあるため、指紋認証に失敗したら基本的には顔認証で解除されることが多いです。
指紋認証より顔認証の方が安定して速いので、顔認証がメインで指紋認証は暗い場所などの利用になりそうです。
ロック解除時の指紋認証の起動方法としては、電源ボタンから呼び出す方法に加えて、アンビエントディスプレイ(スマホを持ち上げて真っ黒の背景に時間や通知を表示する機能)にプラスして指紋認証マークが出現するので、そこを登録した指で触ることで指紋認証が利用ができます。
自分はアンビエントディスプレイ機能をOnePlus5Tの頃から使っていたので、特に違和感なく利用していますが、スマホがちょっと動くとアンビエントディスプレイが起動してしまうので、初めてこの機能を使う人は少し鬱陶しいかもしれません。
明るさ自動調節の動作が微妙
明るさの自動調節用の照度センサーがディスプレイになくなったからなのか、動作が不安定です。
暗い場所なのに明るくなっちゃったり、明るさに変化がないのに、明るさがコロコロ変わります。
OnePlus 5Tでは安定していたので、少し残念です。
雫型ノッチになった関係でインカメラがセンサーの変わりをやってるっぽいので、そういった部分は専用センサーでないため、仕方がないのかもしれません。
VoLTEへの対応
初期状態では無効化されているため通常では利用できませんが、下記記事の動作を行うことで簡単かつRoot化なしでVoLTEを利用できるようにできます。
OnePlus 5Tの頃はアップデートをしてもVoLTEを維持できていたのですが、OnePlus 6Tからはアップデートの度にVoLTE状態が解除されてしまうので、毎回下記記事の作業を行う必要が出てきました。(A/Bアップデートの影響?)

バッテリー持ちは非常に良い
バッテリー容量的にもハイエンド機としては珍しく3700mAhと大容量のバッテリーを搭載。
OnePlus6では3300mAhだったためイヤホンジャックが無くなった代わりにバッテリーを増やしたようです。
自分の使い方(ブラウジングだけでなくデレステなどのゲームなども)だと2日〜3日ほど充電無しで使えます。電話やTwitter、ブラウジングだけに絞れば5日くらい電池が持ちそうな勢いです。
Bootloader Unlockなどのカスタマイズ性に関して
Bootloader Unlockに関してはXiaomiなどのBLUに制限をかけているメーカーとは違い、Fastbootからコマンドを飛ばすだけで簡単かつ即日にBootloader Unlockができます。
カスタムリカバリTWRPに関しては発売後すぐには暗号化が解除できるTWRPがなかったのですが、最近XDAのフォーラムで暗号化の解除の問題を解決したものが登場したため、バックアップやリストアに不自由なく利用できます。

Magiskの作者さんはOxygenOSは実装が特殊でMagisk Hideの対応が難しく、とても嫌っているようでしたが、自分の利用している現状では動作には問題なく快適に利用できています。
総括的な何か
とりえあえず言えることは、「流石OnePlusだな」ということです。
というのも、少しずつ値段が上がっているとはいえ、この価格で他のメーカーの十数万円クラスの機能を標準搭載して、さらに新技術の画面内指紋認証を採用している、そんなメーカーが他にあるでしょうか。自分はそんな勢いがあるところが惹かれました。
機能だけでな独自カスタムOSであるOxygenOSも非常に出来がよく、AOSP感を残しつつ独自機能を盛り込んでいくスタイルも嫌いじゃないですし、他のハイエンドスマホと比べても、モッサリ感を感じさせないようになっていて、工夫やOSの最適化が行き渡っている気がしました。
そして今回はOnePlus 5Tの時の容量不足で困っていたことを踏まえて、ストレージ容量を256GBの最高スペック版を買ったので、しばらくは容量に困らず使えるのではないかなと考えています。
販売ページ
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