Vankyo P31 レビュー。キーボード、スタイラスペン付属、快適動作で2万円代の10インチ2in1タブレット

タブレット

今回は、Vankyoの10.1インチタブレットVankyo P31の実機レビューをします。

このモデルは、ペンとケースにもなるキーボードが最初から付属しています。

現行販売中のVankyoのタブレット(Vankyo Z10,Vankyo S30)のレビューも行っています。下記の記事を参照してください。

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なお、今回レビューするVankyo MatrixPad P31、並びにVankyo MatrixPad S30の実機は、販売メーカーであるVankyoからの提供品になります。

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Vankyo P31

スペック

OS: Android 10
RAM/ストレージ: 4GB/64GB(microSDスロットあり)
SoC: Unisoc SC9863A
解像度: 1920×1200 (10.1インチ)
インカメラ: 13MP
アウトカメラ: 5MP
バッテリー容量: 6000mAh
入出力: Type-C、3.5mmイヤホンジャック

↑P31でCPU-Zを動作させると、このように表示されます。

基本スペックは、S30と同じです。ベンチマーク結果を後述しますが、どういう訳か、3D性能の数値が上がっています。同じチップなので大きな差はありませんが、動作感がS30より良くなっているように感じます。

付属品

付属品は、MicroSDスロットを取り出すためのSIMピン、説明書、電源(PSEマークあり)、Type-CからUSB Type-Aのケーブル、スタイラスペン、そして、カバーになるキーボードです。

タブレットを使用する上で必要なものは一通り付属しています。

キーボードは中華タブレットでよくあるホコリが付きやすいフェルト製のものをイメージしていましたが、実際はSurfaceのキーボードのようなサラサラとした手触りのプラスチックでした。

外観

入出力ポートとしてはイヤホンジャックとType-Cがあります。充電はこのType-Cポートから行います。

以前レビューしたMatrixPad Z10では映像出力用のMini HDMIポートがありましたが、S30では映像出力ポートはありません。Type-Cポートで映像を出力するAlt-modeには対応していないので、画面を出力したい場合はChromecast等を利用する必要があります。

背面は反射するプラスチック製ですが、低反射の保護フィルムが予め貼られています。

この保護フィルムの貼り方が雑で、気泡が沢山入っています。

Vankyo S30に比べて、縦横のベゼルが減っているので、動画視聴などで没入感がかなり増しています。特に上下のベゼルは無印iPadより狭いです。中華タブレットというと極太ベゼルが当たり前だったので、進化を感じます。

スピーカーは画面を横持ちにして右側のみについています。

横持ちで動画を視聴すると、右側からしか音が出ずステレオ感はありません。

また、音質については価格相応なので過度な期待はしない方がいいかも知れません。

Z10とS30、P31の違い

上記スコアがP31の結果。

そして、上記がS30のベンチスコアです。

基本スペックは同じなので大きな違いはないと思っていましたが、P31からはVulkan APIをサポートしたようで、スコアに差がついています。

こちらがZ10のベンチスコアです。

ベンチスコアは一丸に比較出来るものはないですが、S30とP31は驚くべき差ではありませが、Z10とS30,P31を比較するとベンチスコアの数値が2倍近く変わっています。

タブレットで何をするにしても、S30,P31の方がサクサクです。

他にも、タブレットを操作する上でサクサクか、カクカクかが大きく分かれる、リフレッシュレートがS30では60Hzになっている点でZ10とS30,P31で差があります。

↑P30(リフレッシュレートに注目)

↑ 左がZ10、右はS30

PCディスプレイや、最近発売されたスマホのリフレッシュレートは、最低でも60Hzはあるものが普通です。しかし、未だに中華の格安タブレットの多くは40Hz程度しかないものが多く、Z10もその一つでした。

世に多く出回っている映像は基本的にフレームレートが30fpsなので、映像を見るだけでは大きく気になることはありませんが、しかし、日頃60Hzのデバイスになれているとブラウザでブラウジングをする際のスクロールの時などに、カクカク感を強く感じます。

コスト削減でリフレッシュレートを下げられることが多い中、きちんと60HzなS30は、スクロールなどでストレスを感じないので、大きなメリットになると思います。

使い勝手

Widevine CDMはL3

NetflixやAmazon Primeなどの多くの定額ストリーミングサービスではコンテンツ保護のために、デバイスの安全性を認定する認証を受けたデバイスでのみ、FHDの高画質再生を可能にしています。

その指標の一つであるWidevine CDMというDRMのレベルを表す規格が最低レベルのL3になっています。

この場合、HD画質であれば再生出来ますが、FHD再生は出来ません。高画質で視聴したい場合は有名メーカー製タブレット(Galaxy TabやiPad、Kindle Fireなど)を検討する必要があります。

キーボードやペン

キーボードはまさかの日本語配列です。Alt横にホームボタンがあったり、その横に地球儀マークボタンがあったり、Android特化のボタン配置です。割と違和感なく使えるのでかなり好印象です。

キーボードの一方でスタイラスペンは、ないよりあるレベルであまり良いものではありません。遅延が大きいので、絵を描くのには全く向きません。

細かいところをタップたいときや、文字をサクッと書くのには、それなりに使えます。正直なところタブレットでペンを使うならiPadとApple Pencil以外はアプリ的な面も含めて、どうしても不満点が出ると思います。

YouTubeやAbemaはFHD再生対応

Abemaのブラウザ版はWidevineでコンテンツを保護を行っているようですが、アプリでは、その処理を行っていないようです。そのため、FHD再生が出来ます。

YouTubeはDRM規格に関係なくFHD再生が出来ます。

ザッピングの際に引っかかりがなくサクサクになっていました。

この辺の動作感はS30同様です。

以前レビューしたZ10では検索結果が出るまでにもたつきが頻繁に起きて、イライラしていたので、大きな進化に感じます。

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総括的な何か

P31とS30で大きな性能差はありませんが、筐体の品質としては圧倒的にP31です。

S30の筐体は見た目がちょっと時代を過ぎた中華タブレット感のあるメタリックデザインで、安っぽい感じがしました。

P31は全面黒になって、厚さも一定になったのでデザイン面でかなり良くなっています。

キーボードやスタイラスペンも付属するので、動画視聴以外にOfficeアプリやビデオ会議などでも活躍できるのではないでしょうか。

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