「ロボット掃除機って、ぶっちゃけどうなの?」と思っていた、Till0196です。
ロボット掃除機といえばアメリカメーカーのルンバが有名ですが、中国には、いろんな価格帯、ロボット掃除機メーカーがあります。
今回はそんな中国のロボット掃除機などを専門とするECOVACS社のDEEBOT SLIM2をBanggoodから頂きました。
ECOVACS社は、日本国内でも販促活動を行っています。楽天やアマゾンなどでも購入できます。
米Wikipediaによると、ECOVACS社は、2013年までは中国のロボット掃除機の60%を締めていたんだとか。
ロボット掃除機に関しては完全に素人なのですが、調べていくと昔からある大手の企業らしいです。
ECOVACS DEEBOT SLIM2 レビュー
商品提供: Banggood
ロボット掃除機は部屋によって相性がある
ものが少なく広い部屋で、大きな段差がない場合は、存分に実力を発揮出来ます。
しかし、床に物を沢山置いている場合、ケーブルが床に散乱している場合、家具が多い場合は、どうしても引っかかったり前に進めなくなったりします。
壊れやすいものや、床にものを置いている場合は、ロボット掃除機が食いついたり、引きずられるので、ロボット掃除機を導入をしないほうが良いです。
この掃除機は、進行方向に障害物があって、進めなくなった場合、一度ぶつかって回避するので、家具やダンボールなど大きくて、ある程度の重さがあるものであれば、掃除をする上では問題ないです。
また、バンパーが衝撃を吸収するので、物にぶつかった際の衝撃は少ないですが、それでも、衝突すると壊れるようなももがある場合は、高さのある場所に移動するなどの対応が必要です。
ちなみに、このロボット掃除機は、段差がある場合は、回避するようになっているので、ロボット掃除機が、戻ってこれない場所に落ちたりすることは殆どありません。
たまに、掃除機の高さギリギリキャスター付の家具にハマってしまうことがありましたが、キャスターの下に滑り止めを設置することで対応出来ました。
ロボット掃除機の種類
ロボット掃除機は主に2種類あります。
高性能ロボット掃除機は「マッピングシステム清掃」、低価格なロボット掃除機は「ランダム走行」を採用するというのが一般的です。
画像引用元: 【楽天市場】ロボット掃除機 DEEBOT SLIM 2 :エコバックスジャパンストア
このロボット掃除機は「ランダム走行」を採用しています。そのため、どうしても掃除残しがでます。
こういうランダム走行タイプの掃除機なので、正直あまり期待していませんでしたが、意外にも部屋の隅々を移動して掃除していました。アルゴリズムがどういうものなのかは分かりませんが、かなり優秀です。
個人的には、かなり満足できるクオリティでした。
より完璧な清掃を求めるのであれば、数千円プラスでマッピングモデルが購入できるのでそちらがオススメです。
マッピングシステムだと掃除機が取得したデータから、掃除しない部分などを設定できるようです。
マッピングシステム対応掃除機で、輸入するならXiaomiの方がアプリの作りが良かったりします。
今回レビューしているECOVACSは、アプリなしでも十分動作出来ますが、アプリ部分がちょっと不安定です。なので、ECOVACSのマッピングモデルはあまりオススメできません。
配送
倉庫からの発送はDHLでした。
例のウィルスの影響で、輸送が速いことで定評のあるDHLが、何本ものフライトキャンセルに遭い、Banggoodの倉庫を出発してから到着まで1ヶ月近く掛かっていました。
2020/04/11現在は、香港DHLが1日50個制限を行っているらしく、それに対応するため別の配送方式を採用していて、かなり送料が高くなっているので、騒動が収まるまでは、注文しない方がいいかもしれないです。
香港DHL便でも大きさが小さいものは、普通に運んでいるようですが、大きさが大きいものは、後回しにされるようです。
輸送用の箱はこんな感じです。
この箱の中に、また箱が入っていました。
中国輸入で、輸送用の箱が別のあったのは、これが初めてだったので、驚きでした。中国からの輸入だと、箱はボコボコが定番なので、珍しい仕様です。
外観
本体はこんな感じ
充電スタンドはこんな感じ
充電スタンドは、EUタイプでした。変換アダプタを噛ませることで日本のコンセントでも利用できます。
変換アダプタは、ベスト電器で適当に買ってきました。値段は500円でした。
Banggoodのスペック表では110V-240Vとなっていますが、スタンドには100V-240V(50Hz/60Hz)となっているので、日本全国どこでもアダプタのみで問題なく利用できます。
ゴミの貯めるタンクは、こんな感じ。
紙パックなどは必要ないありません。
裏にはモップをつけれる部分があります。このモップの交換フィルターもBanggoodで数百円で売ってるようです。
消耗品が安いのは良いですね。
付属品は画像にあるものと、装着したサイドブラシ1セットです。
消耗品は、2セットづつ入っています。
段差や家具への衝突は優秀
YouTubeに実際に動作中の動画を用意しました。
いかがでしょうか。
マッピングシステムのモデルではないので、電池が切れる直前まで無限に掃除をし続けます。電池切れになりそうになると、自動で停止して充電スタンドまで戻って来ます。
この掃除機の行動として気になるのが、何故か充電スタンドを突いて少し移動させてしまうことです。これはミス設計なのか、掃除機のバグなのか、そんな感じです。
大きく移動させることはないですが、掃除終了までにスタンドの向きが変わっていしまい、帰還の際少し手間取っていることがあります。
充電スタンドの位置は記憶ではなく、電波強度で探しているようなので、大きく場所が変わっても、掃除終了後に充電機に戻ってきます。
1週間ほど利用しましたが、充電スタンドに帰還できなかったことは一度もないです。
音は比較的静か
比較相手がダイソンのハンディタイプ(V6 Slim)だからかも知れませんが、動作音はかなり静かです。テレビを見ていても、十分に音が聞き取れます。
ゴミはダストボックスへ貯蔵
一人暮らしのワンルームマンションで、1週間ほど利用しましたがこのくらい貯まるので、性能はそこそこなものなのではないでしょうか。
モップは乾拭き
水分調整可能なモデルもあるらしいですが、今回レビューしているモデルは乾拭きモデル。吸引では吸い込めないゴミまで吸い取れるそうです。
個人的には、そこまでしなくてもいいかなと思うので、モップは付けずに使っています。
アプリがPlayストアにない!?
iOSは、「ECOVACS HOME」で、Androidなら「ECOVACS」というアプリが、この製品に対応しています。Android版はPlayストアから削除されており、アプリはAPKMirrorなどで別途ダウンロードしてインストールする必要があります。
APKmirrorのリンクはこちら↓
iOS版は2020/04/10現在ではApp Storeでダウンロード可能になっています。
ECOVACS HOME
Ecovacs無料posted withアプリーチ
アプリを利用すれば、外出先などからのリモート操作が出来ます。また、タイマー機能も利用できます。
朝にタイマーをすると目覚まし代わりになるので、個人的には助かっています。
他にはフィルターやサイドブラシの交換時期、稼働ログ、掃除機を起動させない時間を設定する「スリープモード」があります。
個人的にはスリープモードは利用することがなさそうです。
キャスター付き家具への対策
ぶつかって回避するので、どうしてもキャスター付き家具は、微妙に移動されます。
それをされると少し困るので、ダイソーで「キャスターとまるくん」という商品を購入して、固定させています。
軽いカーペットは滑り止めテープ
1500円で、ドンキで買ったカーペットは軽すぎて掃除機が巻き込んでいました。
アマゾンで滑り止めテープを買って貼り付けてみたら、巻き込むことは無くなりました。
(写真の3mでは足りず、10mを追加注文したので、テープ代がカーペットより高くなってしまう…(;´д`)トホホ…)
総括的な何か
人生初のロボット掃除機でしたが、かなり便利なものでした。
ハンディ式のダイソンがありますが、ベット下などは面倒でやりたくないですし、毎日掃除する習慣のないタイプだったので、自動で掃除してくれるのは、掃除に時間を拘束されないので本当に便利です。
価格帯的に高度なことは求められませんが、個人的には必要十分な機能だと思います。
購入はこちらから
Banggood
消耗品はこちら
低価格で手に入るクーポンが発行されている可能性があります。
是非購入前にクーポンをチェックしてみてください。
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