VANKYO V620というプロジェエクターをいただいたのでレビューします。
VANKYO V620 レビュー
フルHDのネイティブ出力と6000ルーメンの明るさでの出力、台形補正機能や縮小機能を搭載しているプロジェクターです。
スピーカーを内蔵していますが、このスピーカーは3W程しか無いため、大きい音をだすと音割れが起きてしまいます。
聞こえないわけではないので、プレゼンテーションで音が聞こえれば良いということであれば問題ないです。しかし、映画やライブの映像を上映するのであれば別途スピーカーを用意したほうが良さそうです。
付属品
付属品は上記写真に加えて取扱説明書(日本語含む)があります。
写真内には、左から、説明書(日本語含む)、クイックスタート、HDMIケーブル、電源ケーブル、D-dubケーブル、リモコン、天井吊り下げでの利用のためのネジ、高さ調整のネジ、AV入力端子、レンズ拭き用クロスです。
HDMIケーブル、D-subケーブルが最初から付属しているので、プロジェクターが到着すれば。手持ちPCを直ぐに接続することが出来ます。
※Y/pb/prには対応していますが、ケーブルが付属していません。
外観
第一印象としては、以前レビューしたVIVIMAGE Explore 3と同様に、結構大きく思く感じました。
VIVIMAGE Explore 3との最大の違いとしては、持ち運びが想定されているということです。
VIVIMAGE Explore 3には付属していなかった、持ち運び用のカバンが付属しています。重さも若干軽くなっています。
スピーカーは、片方のみ搭載されいてます。
モノラル3Wのスピーカーなので、前述の通り、状況によっては物足りないと思います。
反対側は、ファン用の穴のみです。
正面から見て後ろの側面には、接続端子がさせるようになっています。
USBやHDMI、VGA、AV、Y/pb/pr(ケーブル付属なし)、イヤホンジャックとなっています。
Y/pb/prはPS3などで利用出来るようですが、対応機器を所有しておらず動作を確認していません。
DVI入力は対応していないので、母艦がDVIで出力するのであればHDMI変換が別途必要です。
今回は、ビックカメラのセールで3,980円で購入したChromecastを繋ぎました。
プロジェクターのUSB電源のみで動作できたので、別途ACアダプタを用意する必要はありません。
上部には、リモコンの代わりに操作できるボタンがあります。リモコンにしか無いボタンはないので、このボタンだけですべての設定が出来ます。
フォーカス、台形補正は、レンズを回して行います。オートフォーカスではないです。
レンズにはレンズカバーが付属しているので、使用後はレンズカバーをつけてホコリや傷を避けたほうが良いでしょう。
裏面の4つの足はネジになっていて、これを外して吊り下げ用の器具を付ければ、吊り下げ投影も出来ます。(内部機能で吊り下げ投影のモードもあります)
結構大型なので、カメラ用三脚一個で支える事ができません。ある程度の高さのあるところを探すか、プロジェクター用3脚が必要になりそうです。
高さ調節は、付属のネジで出来ますが、大して角度をつけることが出来ません。
また、本や物で角度を作ったとしても、台形補正機能に限界があるため、出力の際は、ほぼ水平で使える用に、高さのあるプロジェクタ三脚などを用意する必要があります。
台形補正機能がデジタルだったVIVIMAGE Explore 3は、台形補正の融通が効いたのですが、レンズで台形補正しているため、このプロジェクターの台形補正は期待しないほうが良さそうです。
設定項目
結構細かな設定ができます。
日本語での設定ができるのですが、ところどころ誤訳が紛れています。
画面スケーリング機能でを利用すれば、スクリーンからはみ出した画面を縮小することが出来ます。
本当は16:9なのにAV出力のせいで4:3になってしまったりした場合の設定もあります。
DVDなどでは、レターボックスの場合もあるので、あると結構便利です。
利用感
静止画より映像のほうが分かりやすいかなと思ったので、YouTubeに動画を用意しました。
動画内で流している動画は、「Big Buck Bunny」です。
壁に直接出力しているので、スクリーンを用意するともっと綺麗に映像が出力できるはずです。
プロジェクターというと真っ暗にしないと白っぽくなってよく見えないですが、このプロジェクターは6000ルーメンあるおかげで、蛍光灯の明るさなら投影したものがある程度見えます。
比較用に写真を用意しました。
下の方が、電気をつけたときです。コントラストが多少白っぽくなるのは仕方ないですが、十分識別できる明るさです。
色の出方も綺麗で、安いプロジェクターにありがちな白っぽさがなく、くっきりしています。
総括的な何か
持ち運ぶということであれば、結構な重さがありますが、付属ケースを利用してあちこち持っていけそうです。
個人的には、家庭で使うのであれば、若干値段が上がりますが、VIVIMAGE Explore 3のほうが設定や、スピーカーが優れているのでオススメです。
アマゾン価格は2万円数千円ですが、ほぼ常時クーポンがくっついているので、アンダー2万円で買えます。
価格帯を考えれば、6000ルーベンと、かなりの明るさでフルHD出力が出来るので、コスパは優れています。
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