どうも、Till0196です。
今回はかなり便利なハイレゾ対応音楽プレイヤーをBanggoodからご提供いただきましたのでレビューします。
iPodシリーズの新作がでなくなってから、すっかりスマホで音楽視聴が一般的になりました。
とはいえ、電池やストレージが大容量になったとはいえ音楽は音楽プレイヤーで聞きたいですよね!
しかし、通常の音楽プレイヤーでは「曲送りなどの度にポケットから音楽プレイヤーを出すのが面倒」、「音楽を聞くだけのために新たに買うのはちょっと…」などの声をよく聞きます。需要が少なくってきているため音楽専用プレイヤーとなると一台値段も高価なものばかりです。
今回レビューするxDuoo X3IIは「スマホ連携機能(HiBy Link)」や「USB-DAC機能」、「Bluetoothレシーバー機能」がついていて、値段は1.5万円とかなりお手頃価格です。
この商品は最近の音楽プレイヤーのニーズをしっかり抑えて、先程の問題を全て解決してくれます。
xDuoo X3II
スペック
Xduoo X3II | |
---|---|
OS | HiBy製ファームウェア |
内蔵ストレージ容量 | なし |
対応フォーマット | DSF、DFF、APE、FLAC、ALAC、WAV、MP3、WMA、OGG、AAC、CUE、他 |
ネットワーク | Bluetooth4.0 HiBy Link |
ディスプレイ | 2.0インチIPS HD ディスプレイ(240x320) |
バッテリー | 900mAh(取り外し不可) |
出力端子 | 3.5mm ステレオミニジャック、 3.5mm ラインアウトジャック |
出力 | 250mW@32Ω |
周波数特性 | 20Hz~20kHz(±0.15dB) |
THD+N | 0.0015% (1kHz) |
S/N 比 | 114dB |
入力端子 | Type-C |
外部メモリ | 最大256GB のmicroSD カードをサポート |
連続再生時間/充電時間 | 約13時間/約3時間(5V/1A充電器使用時) |
サイズ | W102.5 x H51.5 x D14.9 mm |
質量 | 約112g |
※ファームウェアは日本語に対応しています。
内蔵ストレージは非搭載
この音楽プレイヤーには内蔵ストレージがないため、音楽を入れるには別途Micro SDカードを用意する必要があります。
箱
化粧箱は英語表記です。
その中に黒い高級感のある箱が入っています。
本体には予め保護フィルムが貼られているので使用時は②の保護フィルムをはぐだけで使えます。
外観
大きさは低価格帯の音楽プレイヤーとしてはやや大きいです。
重さは100g程度なので、自分の使用用途では不便な点はありません。
サイズ感としてはCowon J3を厚くした感じです。
付属品
Type-C→USB Type-Aのケーブル、説明書(中国語/英語)、ラインケーブル、予備の保護フィルム2枚となっています。
説明書には日本語表記はありませんが、説明書の英語はそこまで難しくないですし、ファームウェアがHiByのものなので、HiByのファームウェア搭載の機種の説明等を見れば使い方に困ることはないと思います。
機能
音楽再生
メイン機能である音楽再生機能はシンプルで使いやすいです。
再生開始状態だと曲送り程度しか出ませんが、Windowsのロゴマークのような4つの鱗マークを押すとメニューが出現し、「ゲイン方法切り替え」、「順番通り再生」、「シャッフル再生」、「一曲リピート」、「全曲リピート」、「お気に入り」、「再生リスト追加」、「曲削除」が出現します。
プレイリスト
M3UやM3U8形式のプレイリストファイルの読み込みに対応しています。
ただ、内蔵機能の「音楽カテゴリー」→「再生リスト」からは読むことができません。
M3UやM3U8とは別に、この音楽プレイヤーの形式で保存されているようです。
一応、HiBy Linkから操作可能なので再生リストは出先で組み替える際に便利そうです。
M3UやM3U8などの自分で作成したプレイリストファイルから再生するには、内蔵のファイラーからプレイリストファイルを再生することになります。
やり方は、まずSDカードに音楽管理ソフトでプレイリストファイルを作成します。
本体で「音楽一覧」→「SDカード」からファイルを置いた場所を読み込むという形になります。
USB-DAC機能
数万円レベルの音楽プレイヤーではすっかり当たり前に搭載されるようになった、この機能ですが、1.5万円のDAPでDAC機能がついてるのは珍しいです。
ちなみにUSB-DAC機能とはUSB経由でデジタルの音をxDuoo X3IIに送り、本体で音を作ってイヤホンやヘッドホンに出すという機能です。
PCやスマホ、タブレットには高音質で聞く構造になっておらず、更には小さなチップの集合体がぎっしりと詰まっているため、ノイズが起きやすいのです。
そこでUSB-DACでxDuoo X3IIで音を作ってもらうことで無駄なノイズを減らし高音質化が可能というわけです。
Bluetoothレシーバー機能
この機能はxDuoo X3IIがBluetoothイヤホンの代わりとして動作するモードです。
最近のスマホではイヤホンジャックが廃止されているため、スマホで動画を見る際などにサクッと接続して音は有線イヤホンで聞くなんていう使い方もできます。
HiBy Link機能とは排他的になっているので、同時利用はできません。
スマホ連携機能(HiBy Link)
本機は自社製ファームウェアではなく中華DAPとしては結構有名なファームウェア制作会社HiByがファームウェアを使っているため、HiByならではの機能であるHiBy Linkが利用でき、曲送りや曲選択をBluetoothで接続したスマホから操作することができます。
使い方に関しては他のHiByファームウェアが載っている音楽プレイヤーと同じなため省略します。
イコライザー
誤訳で「平衝装置」となっていますが、中身はイコライザー機能でプリセットもありますが、個人設定も用意されており結構自由に設定できるようになっています。
音質
自分は、音楽に関してはド素人で高級なDAPはeイヤホンで聞いた程度です。
音質としては、重低音が強く、音場の広さはそこまでないかなという感じです。
販売ページ
Banggood ▷ xDuoo X3II
メーカー公式ホームページ
xDuoo ▷ xDuoo X3 ll
総括的な何か
音楽プレイヤーといえばSonyのWALKMANに辿り着きがちですが、目的が音楽拝聴ならxDuoo X3 Ⅱのような便利機能がついた音楽プレイヤーも悪くないのではないでしょうか。
Hiby Link機能がめちゃくちゃ便利でプレイリストなんかも出先で簡単に組み換えられるので、とても重宝しています。
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