今回はAmazfit GTR 4の機能と使い勝手そのままに、小型・軽量化して価格が抑えられたモデル「AmazfitGTR Mini」をレビューします。
外観デザインは同社の過去製品のAmazfit Paceらしさを感じられ、Amazfitシリーズの原点回帰とも言えるモデルです。
Amazfit GTR Mini
提供: Zepp Health
GTR Miniは、他のAmazfitシリーズと異なり、家電量販店の店頭販売ではなく、ネット通販限定で販売されています。
公式ストアでの購入時は特に気にしなくても良いですが、Amazonや楽天での購入時には販売元にご注意ください。
AliExpressなどの中国側メーカー旗艦店で購入された場合、メーカー正規品であっても日本国内向けカスタマーサポートの対象ではありません。
また並行輸入品、一部のメーカー非公認のネット販売店やオークションサイト等で購入すると、
購入履歴を確認した上で、カスタマーサポートの対象にならない場合があります。
そのためAmazfit公式店舗や大手家電量販店の運営する各EC店舗からご購入することをお勧めします。
下記は、参考情報です。
外観
つや消しされて角張ったシックな外観のGTR4に比べて、GTR Miniは金属光沢を生かした丸っこいデザインになっています。
側面はこんな感じです。Amazfit GTR 4のつや消しの側面とは違ったモダンで良いデザインです。
ベゼルと呼ばれる画面表示領域の外側の黒い部分は、GTR4などのハイエンド帯のモデルに比べると太めですがデザインや利便性を大きく損なう程ではないです。
背面はマグネット式の充電用の端子と心拍数などを測定するセンサーがあります。
充電ケーブルはGTR4などと互換があります。
装着感
Amazfit GTR Miniは、小型かつ軽量であるため、スマートウォッチを装着していることをあまり感じることがなく、スマートバンドとの装着感覚に近いです。
そのため、過去にスマートウォッチを装着したときにストレスを感じていた方にとって、魅力的なポイントになると思います。同様な理由で、スマートバンド派の方にもおすすめできるかなと思います。
機能
Amazfit GTR Miniは様々な機能が搭載されています。ほとんど上位モデルのGTR4に搭載されている機能は、そのまま搭載されていますが、GPSやスマホにかかってきた通話に出る機能などのハードウェアを伴う機能は削除されているようです。
少し気になる点
GTR Miniは値段が抑えられているにも関わらず、ハイエンドモデルと遜色ない機能を有しています。しかし、少しだけ気になる部分があったのでその点を紹介します。
バイブレーションの音が大きい
小型だからなのか、低価格化の影響でモーターに違いがあるからなのか、バイブレーションの音が大きく感じます。具体的には、GTR4に比べて振動の音が高く耳に入り易いのかなと思います。
気づきやすいので良いという点もあるのですが、静かな場所でも通知を見たいという方には少し鬱陶しく感じるかもしれません。
デジタル表示の時計盤だと時計が見にくいものが多い
私は、アナログ式表示よりもデジタル式表示を利用するが故に気になった点なので、アナログ式表示をメインに利用するという方には気にならないと思います。
これは、Amazfit側が時計盤のレパートリーを増やしてくれると変化する問題かもしれません。
GTR4よりも解像度も画面サイズも小さいため、表示できる情報量が少なく、時間を大きく表示して欲しいのですが、そういう文字盤がありませんでした。デジタル式の時計のある文字盤が、心拍数や天気予報や歩数などの情報と時計というスタイルのものがほとんどで、GTR4くらいの大きさならそれでも良いのですが、GTR Miniの小さな画面だと肝心な時間をすぐに確認できないと感じました。
もちろん、デジタル式の時計のみという文字盤がないことはないのですが、日常的に使うにはデザイン的にちょっと難があるようなものでした。
とりあえず、現状はこの文字盤で落ち着きました。コーヒーの湯気が点灯の度にアニメーションするので電池消費に影響がありそうですが、自分の中では妥協ということにしました。
アナログ式の時計盤は様々なレパートリーがあるので、今後に期待かなと思います。
総括的な何か
上位モデルであるGTR 4の機能をできるだけ維持して小型化と低価格化が行われていて、スマートバンドからスマートウォッチへの移行を考えている方やスマートウォッチを買ってみようかなと思っている方にピッタリな機種に感じました。
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