配送方法無料ということが多い「AliExpress Standard Shipping」の中でリチウムイオンバッテリーを含んでいるスマホやタブレットなどの商品の場合、多くの場合LP〜SGという追跡番号になります。
今回は、このLP〜SG便がFedExになったという体験をしたので、そのレポートです。
最初からFedExなら5日くらいで到着するのですが、大幅遅延からのゲリラでFedEx変更という感じで、あまり嬉しくないアップグレードでした。
Aliexpressのシンガポールポスト経由の荷物がFedExにアップグレードした話
どうしたの?
AliExpressから提供された追跡番号(LP~SG)からは下記の追跡データだけ確認出来ます。
Hand over to airline. 2022-03-07 23:30:59 [GMT+8]Information Received 2022-03-07 14:28:00
Received by line-haul 2022-03-05 11:01:35 [GMT+8][Hong Kong Special Administrative Region]Outbound in sorting center 2022-03-04 16:25:55 [GMT+8]Accepted by carrier 2022-03-04 11:46:23 [GMT+8][Hong Kong Special Administrative Region]Inbound in sorting center 2022-03-04 11:46:23 [GMT+8]
簡単にまとめると下記の通りです。
- 3/4 4PXでデータのみ受け取る
- 3/5 路線運送会社が受領
- 3/7 シンガポールポストがデータを受け取る
そして、到着したのは4/21です。
先程の追跡番号から分かることは、上記の情報だけで、3/7以降は更新が途絶えてしまい、突然4/21に商品が到着したという形になります。
発送から到着まで48日掛かっていることになります。
通常のシンガポールポスト経由の輸送は決して早くはないですが、大体2週間くらい待てば届くような輸送方法です。
途中で中国のゼロコロナ政策で深センのロックダウンが行われたりしましたが、一体何が起きていたのでしょうか。
届いた袋やインボイスのような紙からこうなった経緯を紐解いてみる
FedExの袋を開けてみると見覚えのあるゴミ袋のような白い袋に、比較的綺麗な透明な袋がされ、「Shipping Air Waybill」と書かれた紙が入っています。
そして透明な袋の中にはいつものシンガポールポストの伝票が貼ってありました。
「Shipping Air Waybill」と書かれた紙の左上には「asiaXpress」というロゴが記載されています。
このasiaXpressとは下記のサイトが公式サイトで、そこに追跡が出来るようになっていました。
一昔のホームページデザインですが、現在でも正常に動作しています。
トラッキング番号にLP~SGを入れても追跡することは出来ませんでした。
「Shipping Air Waybill」と書かれた紙のWayBillの番号を入力すると上記の画像のような追跡結果が出てきました。Origin Service AreaというところにLP~SGの追跡番号が書かれていて、この番号はAliExpressから提供された追跡番号と同じです。
AX00~MYという文字はクリック出来るようになっていて、ここで詳細情報が確認できました。
全て4月以降の追跡が残っています(3月の約1ヶ月間は中国の4PX倉庫で留まっていたと考えると自然かもしれません)。
FedExの伝票番号の内容と一致しているので、asiaXpressで引き受けた後はFedExが輸送を行っているようです。
ここからは推測に過ぎませんが、4月に入って中国でのロックダウンが終わり、停滞していたマレーシア行きの荷物が一気に届いてしまい、準備している飛行機に載せられるキャパを超えてしまったのかと思います。
そして、4/15の時点でシンガポールポストでの輸送を諦め、asiaXpressに切り替えたのかな、と考えています。
FedExの伝票に書かれた発送元は、マレーシアのクアラルンプール空港となっていました。
マレーシアから日本に行く直行便がないようで、一旦、中国の広州を経由していました。
中国から安く輸送するためにマレーシアに持っていったのにまた中国に戻っているというのが何とももどかしい…
総括的な何か
海外通販は5年程使っていますが、飛行機に乗せられなかったとかで返送になった例はありますが、何も追跡が残らずロストしたことは一度もなかったので、少し不思議な体験でした。
何はともあれ無事届いたので良かったです。
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