半分に折り畳めて、エルゴノミクスデザインを採用したiCleverのIC-BK06をレビューします。
以前、同社iCleverのIC-BK03をレビューしましたが、それと比較すると打感や重さ、高速タイプ時の応答が改善されていて、より使いやすくなっています。
iClever IC-BK06 レビュー
左右分離してるキー配置ってぶっちゃけどうなの?
これがこのキーボードへの最大の疑問でした。
しかし実際使ってみた感じ、慣れるまでは少し時間はかかりますが慣れると手を大きく動かさずにタイプできるので、疲れ具合が変わりました。
慣れるまで時間がかかるというのは、左右分離特有の中央のキーをどちら側にあるのかが把握できず誤タイプが起きてしまうということです。これは人間工学に基づいたキーボードなら全部同じなのであまり問題ではないと思います。
このキーボード、大きさ的には小さいキーボードですがキーの大きさや場所が持ち運びようではないPC用キーボードとほぼ同じにできているため、使いやすいです。
重さや大きさ
冒頭で書いたとおり、本体が軽くて薄いです。
薄くなったものの打感は向上しており、全体のクオリティーが上がっています。
打感としては、カチャカチャするというよりMacのキーボードなどのポチポチという感じです。
キー配置
配置は日本でよく使われるJIS配列ではなくUS配列です。
記号の配置などがJIS配列と違い最初は混乱しますが使ってれば慣れます。
エンターだけは結構小さいです。そのせいで、エンターの上のキーであるBackSpaceを押してしまうので、そこは残念ポイントです。
電池持ち
ポータブル〇〇といえば大体電池持ちが気になるところです。
このキーボードの場合はメーカー公称だと60時間持ちと書かれており、自分も開封から3日くらい使ってますが、まだ電池は切れてません。
バッテリー残量はキーボードの「Fun」キーと「R」キーを同時押しすることで上部のLEDが点滅表示されるので、その点滅数で残りの電池残量が分かります。
- 1回点滅: 25%
- 2回点滅: 50%
- 3回点滅: 75%
- 4回点滅: 100%
iPadなどiOS端末だと本体のバッテリー表示の横にキーボードの電池残量も表示されるようです。
充電方法は、Micro BによるUSB充電です。
特徴的な機能
搭載OSによってキーの割当を合わせる機能がついています。
「Fun」キーと「Q」でAndroidモード
「Fun」キーと「W」でWindowsモード
「Fun」キーと「E」でiOSモード
に切り替わります。
それぞのOSモードに切り替えることでFnキーと数字キーで画面明るさや音量を変えることができて便利です。
iOSモードにしておけばMacでも同様の機能を使えます。
特徴的な機能ではありませんが、iOSとMac OSではコピーやペーストのショートカットがアプリケーションキーと呼ばれるWindowsのキーボードでいう「Win」と「C」でコピーとなっています。
そのため、iOSでこのキーボードを使う場合のコピーのショートカットは「Win」と「C」となります。Windwosの「Ctrl」と「C」とは違うので気をつけてください。
総括的な何か
一応ポータブルキーボードという名前ですが、キーサイズが通常のキーボードと同じサイズなので、普通のキーボードとしても十分使えます(エルゴノミクスデザインなので、普通のキーボードより楽にタイプできるかもしれません)。
持ち運びもよく、タイピングもしっかりしているのでタブレットユーザーやスマホで長文を書くという方におすすめなキーボードです。
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