CUBOT P20 レビュー。これが本当の格安iPhoneXクローンだ!

3.5
スマホ
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つい先日、東京旅行を終えてきたTill0196(@Till0196)です。

今回はGearBestよりご提供頂いたCUBOT P20をレビューします。
2万円以下という値段でありながらも6インチのノッチディスプレイを搭載しているこの価格帯では珍しいスマートフォンです。低価格でありながらもiPhoneXそっくりに出来ています。

CUBOT P20

スペック

CUBOT P20
OSAndroid 8.0.0
SoCMT6750T
1.5GHz Octa-core
ストレージ容量64GB
RAM4GB
ネットワーク4G FDD-LTE:
Band:1 / 3 / 7 / 8 / 20
3G WCDMA:
900 MHz / 2100 MHz
2G GSM:
850 MHz / 900 MHz / 1800 MHz / 1900 MHz
Wi-Fi: 2.4Ghzのみ
Bluetooth: 4.0
ディスプレイ6.18インチ
2246 x 1080px(IPS)
403 ppi
入出力microUSB
Dual nano-SIMスロット
※2つ目のSIMスロットはmicroSDを兼用
イヤホンジャック
カメラアウトカメラ
20MP + 2MP

インカメラ
13MP
バッテリー4,000mAh(取り外し不可)
サイズ156.2 mm × 75.25 mm × 8.5 mm
質量167g

P20というモデル名ですが、CPUはHelio P20ではなくMT6750Tを搭載しています。
MT6750TはMT6750より少しスペックが高くなっているので、FREETEL RAIJINやASUS ZenFone Max Plus (M1)などと同等スペックです。ローエンド~ミッドレンジくらいのスペックですが、体感だと標準的な使い方でモッサリ感やフリーズは起きていないので、十分実用性があるスペックです。

GearBestからの発送でしたが、我が家に届いたCUBOT P20の箱に貼ってあったシールがまだ開封前だったので、未開封状態での到着です。

箱は意外と気合の入った作りになっています。ただ、この真っ黒の箱に汚れが付きやすいです。

裏面は金色の文字でスペックなどが記されています。

箱を開けるとこんな感じです。

付属品

付属品は専用ケース、MicroUSB→USBケーブル、充電アダプタ(EU規格)、SIMピン、取扱説明書(英語や東南アジア系の言語)となっています。

最近の中華スマホではすっかり当たり前になってきている、ケース付属で保護フィルムは出荷時に装着という仕様。別途用意する必要がなくて有り難いです。

ケースはTPU製のケースですが、Xiaomi Redmi Note 5の付属ケースよりしっかりしていて使いやすいです。

本体外観

背面

背面はプラスチック製ではありますが、パット見iPhoneXに見えるくらいよく似ています。

カメラと指紋認証の位置が離れているので指紋認証時に間違ってカメラを触ってカメラを汚してしまう恐れがないので、ナイスな配置です。

指紋認証センサーが下がった場所にあるので、指を若干押し込む感じで指紋認証をします。

接続端子

最近では珍しくイヤホンジャックがついています。更に珍しいことにスピーカーのある下部ではなく上部にひっそりとイヤホンジャックがあるという仕様です。iPhoneXっぽさを残しつつひっそりとプラスで機能補完という中国メーカーらしさが見えます。

充電や通信には最近流行りのType-C端子ではなくMicroUSBを採用しています。

スピーカー

下部にMicroUSB端子を挟むように2個あるので大きな音でも割れることなく、音を出すことが出来ます。というか、ボリューム一個分でも結構音が大きいです。

画面&表面

このスマホ最大の特徴であるノッチはiPhoneXに比べると小さく、Huawei P20くらいの大きさになっています。ベゼルも公式サイトの画像ほどではないですが、かなり細いのでかなり好感持てます。


ノッチ部分にはLEDを搭載しているので、画面を開かずに充電完了時やメッセージが届いているなどを確認することが出来ます。ローエンドやミッドレンジスマホでは省かれることの多い機能なので地味ながら嬉しい機能です。

同じくローエンドやミッドレンジスマホで省かれることの多い日照センサーによる「明るさの自動調節」もあるので機能面はしっかり作られています。

機能性

4,000mAhの大容量バッテリー

MediaTekは電池持ちがクアルコムのCPUに比べると電池持ちが良くないので、一丸にXiaomi Redmi Note 5のような電池長持ちとは言えませんが、4,000mAhもあるので他のMediaTek搭載機種に比べるとバッテリー持ちは良いです。しかもこれだけのバッテリーを積んでいながらも167gとかなり軽くなっています。同じ4,000mAhのXiaomi Redmi Note 5と比べるとかなり軽く感じます。

指紋認証

感覚だと認証が通るまで0.5秒程度でハイエンド機に比べると速度で劣るものの、認識確立はほぼ100%なので実用上困ることはないです。
ちなみに、このスマホでは顔認証はSmartLockにも項目がないので利用出来ないようです。

OS

OSにはAndroid8.0.0を採用されています。
OSそのものは殆どカスタマイズのないAOSP通りのOSになっています。

ただ、セキュリティバージョンが2018年5月5日版と最近発売されたばかりなのにメンテされていないようで、今後のアップデートはあまり期待出来ません。
一応、Project Trebleにも対応しているので、ある程度知識のある方ならカスタムROMで対応することも出来ます。

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カメラ

カメラアプリはMediaTekの純正カメラではなくメーカーのカスタマイズの入ったiOS風のUIのカメラです。ちゃんと日本語対応もしているので戸惑うことなく利用できます。

カメラの特性としてはフォーカスが合うのが遅いのと、写真は若干白っぽい感じに仕上がるということです。フォーカスが合うのが遅い反面、デュアルカメラの特性を活かしたボケをしっかり表現出来ているので、おまけカメラというわけではなく、しっかり作られたカメラのようです。

白っぽい感じで現実に忠実ではない感じですが、写真そのものとしては綺麗に見えるので、これはこれで良いような気もします。

冒頭でお伝えしたように、東京旅行に行ってきたので、その時に撮影した写真をいくつか貼っておきいます。(一部プライバシー保護のためモザイクをかけている写真もあります。)

※クリックで圧縮前の画像を表示します。容量が10MB程あるのでスマートフォンからだと表示されない場合があります。

総括的な何か

価格と採用CPUからiPhoneXのパチモノ程度とあまり期待していませんでしたが、実際はそのようなことはなく、カメラやLEDランプ、日照センサーなどしっかり作り込まれていて、スペックも必要十分な速度になっていたので、安くノッチディスプレイのスマホを手に入れたい方や4,000mAhの大容量バッテリーを活かして緊急用として持っていても良いのではないでしょうか。

販売ページ

GearBest ▷ CUBOT P20

 

 

 

 

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