イヤホンメーカーの1MOREから発売されたヘッドホン「1MORE SonoFlow」を、メーカーより提供いただいたのでレビューします。
尖った特徴や機能はありませんが、ヘッドホンとして重要な音質や装着感に重きを置いて作られているため、他メーカーの同価格帯の製品より満足感の高い製品に仕上がっています。
1MORE SonoFlow
提供: 1MORE INTERNATIONAL LIMITED
※発売記念セールとして2022/10/18まで3,000円割引クーポンを販売ページにて配布中です。
パッケージには有線ヘッドホンとしてのハイレゾロゴ、ワイヤレスオーディオにおけるハイレゾロゴの両方が印刷されています。
主な特徴・スペック
型番 | HC905 |
ヘッドフォン重量 | 250 g |
寸法 | 170×192×82 mm |
電池容量 | 720 mAh |
充電時間 | 80分 |
再生時間(ANC off 時) | 70時間 |
再生時間(ANC on 時) | 50時間 |
インピーダンス | 32Ω |
Bluetooth範囲 | 10m (開放空間) |
Bluetoothバージョン | Bluetooth® 5.0 |
Bluetoothプロファイル | HFP/A2DP/AVRCP |
入力 | 直流 5 V / 1.1 A |
動作温度 | 0度~45度 |
周波数範囲 | 2.400GHz~2.4835GHz |
外観
付属ケースから取り出すとこんな感じです。装着時には落ち着いたカラーに統一されて見えるようになっています。
イヤーパッドの内側はL・Rが分かりやすく記載されています。
頭部が触れる部分はフカフカとしたクッションが入っていて、とても快適に装着できます。
また、頭の大きさにアジャストできる仕組みがあるので、大きさで問題になることはなさそうです。
充電はType-Cポート、有線接続は2.5mmで接続します。
ANCボタン、音量のプラス・マイナスボタンは近くにありますが、電源ボタンはこれらのボタンの裏側になります。
付属品
本体を収納できるケース、説明書、充電ケーブル、有線接続用のケーブルが付属しています。
有線接続用ケーブルは本体側が2.5mmジャックで出力元が3.5mmジャックで接続するようになっています。
付属ケースはかなりしっかりした素材で作られているので、きちんと収納していれば持ち運びで壊れてしまう心配も無さそうです。
ロゴが良いアクセントです。
ケース内部には、できるだけコンパクトに持ち運べるように少し折り込むような形で収納するようになっています。
本体を収納するとこんな感じです。
装着感
私は基本的にイヤホンをメインとしていて、ヘッドホンはあまり使っていませんでした。おそらく、今回初めてオーバーイヤー型のヘッドホンを長期間利用していると思います。
そんな私ですが、手元に到着してからほぼ毎日利用していますが非常に快適に利用できています。一番良いなと思ったことは、やはり本体が軽いことです。ワイヤレスヘッドホンは仕様上どうしても重量が大きくなりがちです。しかし、本機は重量が250gで収まっていて、装着時に着けてる感を感じさせません。
これまで私は、ヘッドホンを避けてきていたのは、やはり着けてる感がウザったいなと思っていたので、かなり驚きでした。
また、オンイヤータイプと違い耳との接触がないので、蒸れないため長時間利用していても快適です。
音質
有線接続モードでは、本体の電池を利用せずに動作します。電池切れのときにも利用できるという利点がありますが、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能やアプリから設定可能なイコライザ機能が利用できなくなります。
Bluetooth接続時
イコライザをデフォルトに設定して利用すると中音域重視かなと思われる高音が控えめ、中音域から幅広い低音域が強めなチューニングです。
低音域は、音圧を無理やり上げたようなものではなく、自然に広がるような感じなので疲れにくい音です。
本機の特徴的な機能の1つ、LDAC接続はクリアな音が奏でられていて非常に素晴らしいです。また、LDAC対応イヤホンでは外で利用すると音が途切れてしまいがちでしたが、そういったこともなく安定して利用できています。
専用アプリにイコライザープリセットが用意されているので、好みの音に設定を変更することができます。
デフォルトは比較的無難な音になっているので、色々変更しつつ好みのプリセットを見つけてみると本機の良さを更に引き出せると思います。DLC (ダイヤモンド・ライク・カーボン)複合振動板が使われている40mmダイナミックドライバー自体のポテンシャルが高いので、どのプリセットでも無理なく表現できています。
有線接続時
Bluetooth接続時より低音マシマシになって、重低音強めヘッドホンみたいな音になります。フラット寄りな音だったBluetooth接続時と大きく変わるので、人によっては大きく違和感を感じると思います。
本来のチューニングがこれなのか、Bluetooth接続時の音はソフトウェアで調整しているためなのかは謎です。
ANC機能も使えなくなってしまうので、電池切れ時やゲームプレイ時など、おまけ程度に留めていた方が良いかもしれないです。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は、アプリから設定するか、本体のANCボタンから設定できます。
設定は電源の再投入後も引き継がれます。
肝心のノイズキャンセリング具合ですが、あまり強力ではないです。エアコンの「サー」という音は消すことが出来ていますが、他のノイズは普通に貫通してきます。
同社のワイヤレスイヤホンではもっとノイズキャンセリングが強かったので少し残念です。
総括的な何か
冒頭にも書きましたが、音質と装着感はかなりレベルが高いです。LDACコーデックの対応や軽量な本体を踏まえて、価格帯として1万円台前半という値段設定は破格なのではないでしょうか。
ワイヤレスヘッドホンを探していて、有線接続やANC機能はそこまで重要じゃないという方にはオススメしたい1台です。
販売ページ
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発売記念セール中は、10,990円で購入できるのでお見逃しなく!
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