簡単にGalaxyの最新ファームウェアをダウンロードすることができるソフト「Frija」の使い方を紹介します。
OnePlusやXiaomiに比べてカスタムに関する日本語情報があまりないのですが、Galaxyは日本国内のキャリアモデルでもBootloader Unlockしてroot化やROM焼きも出来るため、意外と自由度は高いです。
ネットの情報だとファームウェアを収集しているサイトや、長らくメンテナンスされていなくて現在ではダウンロードすることが出来ない「SamFirm」などが紹介されています。前者はファイルダウンロードが遅いことや、それが本当に純正ファームなのか分からないという危険もあります。後者はそもそも使えないという問題があります。
今回紹介する「Frija」は頻繁に更新されており、Samsungの公式サーバーから直接最新のファームウェアを高速にダウンロードする事ができます。
Galaxyの純正ファームウェアをダウンロードする方法
Frija
XDAでSamFirmの後継ソフトとして開発され、公開されています。
ダウンロード
ここのGitHubのページからダウンロード出来ます。
Assets内のzipファイルがあるのでそれが本体です。
必要ランタイム
Windows 11環境ではMicrosoft Visual C++ 2008 (x86)が必要でした。スクリーンショットを取り忘れていましたが、2010も必要と出ていた気がします。
必要に応じてダウンロードしてください。
使い方
使い方はSamFirmと大体同じです。
型番とCSCを調べる
事前にダウンロードしたいモデルの型番とCSCを調べます。
CSCは3文字にしたキャリア名です。docomoなら「DCM」、auなら「KDI」です。
モデル型番はGalaxy S21のdocomo版で「SC-51B」、au版は「SCG09」です。
更新履歴は実は下記URLから見れます。
https://doc.samsungmobile.com/【型番】/【CSC】/doc.html
au版Galaxy S21 (SCG09)の場合は下記のURLです。
Bootloader UnlockをするとOTAでアップデートが出来ないので結構重宝します。
https://doc.samsungmobile.com/SCG09/KDI/doc.html
ダウンロードファイルを確認する
Frijaを起動したら画像の赤枠で囲んだModelとCSCを入力して、Check Updateをクリックします。
※最新のファームウェア以外はサーバーから消えているので、古いバージョンのファームウェアはダウンロードできません。
ダウンロード
ダウンロードをクリックするとダウンロードが開始されます。
Samsungが用意しているサーバーからダウンロードするため、6GB超えの容量でも数分でダウンロードが完了します。
総括的な何か
Bootloader UnlockをするとOTAが使えないのは困りものですが、このソフトを使えばかなり高速に最新のファームウェアを取得出来るので非常に助かります。
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