大容量なモバイルバッテリーといえば、「とにかく重い」「デカイ」「充電が遅い」というイメージが強いです。
しかし、今回レビューするモバイルバッテリーは、このイメージをぶっ壊されました。軽量で小さいので常用利用も出来ちゃいます!
SMARTCOBY 20000 18W
提供: 株式会社CIO 町のお店
スペック
サイズ:約66×135×25mm
バッテリー容量:20000mAh
入力(Type-C):PDO 5V-3A/9V-2A/12V-1.5A(18W Max)
入力(Micro USB):QC 5V-2A/9V-2A/12V-1.5A(18W Max)
出力(Type-C):PDO 5V-3A/9V-2A/12V-1.5A(18W Max)
PPS 3.3-6V-3A or 3.3-11V-2A
出力(USB-A1/2) QC 5V-3A/9V-2A/12V-1.5A(18W Max)
保護機能:短絡防止・過充電保護・過放電保護・加熱保護・過電流保護・過電圧保護
パススルー対応・リチウムイオンバッテリー内蔵
「超大容量!小さい!軽い!」が特徴のモバイルバッテリーです。
端末への高速充電には、Type-Aポートの方では「Quick Charge 4.0」、「SCP(HUAWEIの高速充電の規格)」、「VOOC(OppoやOnePlusの高速充電規格)」に対応しています。
また、USB Type-CはUSB PDでの入出力に対応しています。
パッケージ
パッケージの外観は店頭で販売している雰囲気です。
裏面はこんな感じ
1800mAh(iPhone6やiPhone8、iPhone SE2に搭載されているバッテリー容量)の場合、約7回充電可能だそうです。
iPhoneでもPlusシリーズやX以降では内蔵バッテリー容量が増えているので、この表示よりも充電可能回数が少なくなるかと思います。
ただ、現行1番バッテリー容量の大きいiPhone 11 Pro Max (3,969mAh)が、約5回充電出来るので、バッテリー容量面で困ることはないと思います。
外観と付属品
付属品は、モバイルバッテリー、USB Type-A to USB Type Cのケーブル、収納用の袋、説明書がついています。
日本メーカーの日本向けの商品のである為、説明書は全て日本語で詳細に記載されています。
Amazonでよく見かける中国メーカーが販売するの怪しいモバイルバッテリーは、怪しい日本語で書かれた説明書が多いので、このように丁寧な説明書を準備しているとメーカーに対してユーザー的には安心感が持てますね。
付属の袋はメッシュ生地の袋でホコリが付かないので好印象です。
スマホ周辺機器の付属品の袋というと、安いフェルト生地のことが多く、かばんに入れておくとホコリまみれになって、残念な思いをすることが多かったので、個人的には嬉しかったです。
本体は20,000mAhとは思えない小ささです。
側面のボタンを押すと、反対側の側面にバッテリーの残り残量が1%刻み表示されます。
これは地味ながら嬉しい機能です。
電源の接続部分は、USB Type-Aが2口,Type Cが1口となっています。
USB microBは電源入力専用で搭載されています。microBケーブルは沢山余っているので、モバイルバッテリーの充電の際に活用出来そうです。
※micro BではUSB PDの高速入力が出来ないので、フル充電するには8〜10時間近く時間が掛かります。USB PD使用時は5時間でフル充電完了できます。
サイズ比較
小ささを分かりやすくお伝えするため、6.18インチのPOCOPHONE F1と比較しました。
横幅はモバイルバッテリーの方が明らかに小さいです。
長さも液晶部分程の長さになっています。
3時間程で電池の切れてしまうOculus Questに、外付けバッテリー兼重りとしてヘッドバンド部分に取り付けるのにも向いています。
総括的な何か
大容量モバイルバッテリーのイメージが、大きく変わった商品でした。
重さも300g代なので、普通にかばんに潜められる重さです。
ちなみに、このモバイルバッテリーは、USB PD対応ですが、電源出力ワット数は18Wなので、MacBook、Surface(Type C搭載シリーズ)などの高出力を必要とする機器に対しては力不足となります。
低速ながら充電できるものの、充電しながら利用していると消費の方が速いなどの現象が起きます。
ラップトップやラップトップ並みの高出力電源が必要な機器には向きませんが、iPad(Proを含む)やAndroidタブレット、Nintendo Switchなどであれば、十分な電源出力が可能で、容量も大きいため、持ち運びするモバイルバッテリとしておすすめです。
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